ホストのトーク術

タイミングを売るとは、 


毎日決まった時間に電話やラインをすること。

 

マメさとは、
常に自分のことを考えさせることができる人間。 
反対とは、しつこい人間。都合のいい人間。

 

最初のアプローチでは緊張を解くこと。
仕事と関係ない話をしたり、自分を下げたりする。
相手の言葉を肯定的に受けとめられるか。


フィールドを作る。
「なんとなく好きって状態」を作り出してしまったやつが一番強い。
相手を丸めこむ能力。
いかに自分のフィールドを作って要求できるか。

 

相手との温度を合わせる。
会話を合わせる。表情をあわせる。会話を7対3ではじめて、
4対6にさせるのをゴールとする。

共感してあげる。
気がついたら相手がしゃべっている状態を作り出す。
自発的に話す状態を作り出す。
楽しいとは、自分のことを理解してくれて、したいようにさせてくれる。
反対に薄っぺらいと思われるのは、誰でもできる褒め方をしたとき。
思ってもいない褒め方をしなければならない。
相手が知ってほしいと思っている状態にする必要がある。


理解者になる。
相手のことを知る。しっかり質問する。
その鞄かわいいじゃなくて、
なぜその鞄持っているんですか?なんでそうなんですか?
それに対して、ちゃんと答えてくれるはず。
だって好きなものであり美学だから。相手の特徴について質問をしてあげる。
なぜ?を投げ掛ける。
相手の美学を理解するきっかけとなる。
その答えに、価値観をもって答えてあげる。
思ったことをしゃべってあげる。 
そこで噛み合ったところが理解者になれる瞬間。

 

君には素敵な友達がいる。
それは君が素敵だから。
相手にしゃべらせたいときには、
相手のことを知る。知った上で肯定する。理解する。 
(自分の生き方は)正しいんだ。
理解してくれる人がいるんだ。
と思ったとき、
相手は価値観をぶつけてくる。
これが会話を4対6にひっくり返す方法。
温度をあわせて、
他人にできない褒め方をしましょう。

 

お世辞は言わない。お世辞は嘘と一緒。
相手の良いところを見つけられないなら、
一回反省した方がいい。

 

俺を指名したらどうなるかを想像させられなきゃいけない。
新人の頃は、
自分を見てくれたら安心させてあげられる。
それを会話に織り交ぜて、刷り込んでいく。
ひょっとしたら自分の一番距離の近い人に、
なれるかもしれないよ。
(新人の今の)僕にはお客さんがいません、
今なら僕の一番になれますよ、と。

 

スキンシップは強めに、
結局私は選ばれた。
私のことをちゃんと見てくれている。
と思うもの。
嫌がられない範囲で相手の都合は考えないこと。
ボケを挟んでくさい台詞を言えるようになること。 


好きかも、
今のちょっと好きになっちゃったかもと伝える。
ふとした瞬間に好意を伝えてくれる人間になれ。
くさい台詞は砕いて伝えること。
ホストなのだからちゃんと非日常を演出する。
日常では言われないことを言う。但し、警戒させないように。
 
会話の中に要求をいれること
僕のことちゃんと好きになってほしい。
僕のことちゃんと見てほしい。
伝えることはすごく大事。ちゃんと要求する。


人間の脳みそにはキャパシティがある。
相手の頭の中をどれだけ自分で埋めていくか。
お客様の神様になりなさい。
上から従えるのではない、
相手の世界のすべてになりなさい。
これがホストのゴール。


「この人がいなくちゃダメ」と言われるようになるには? 
相手の中に入っていけるように努力する。 
会話の中で
「君のすべてになりたい」「なるためにはどうしたらいいか」
「君にもこうなってほしい」「僕もこうなるから」
これがちゃんとできるやつが売れていく。
要求することにビビらない、
会話の中でしっかり要求する癖をつけること。

 

乾杯の回数を増やすこと。
ホストにとって乾杯はハイタッチ。
「あなたと楽しく飲みたいです」という合図。 
愚痴・悪口はNG。
他のお客様の話はもっての他。
グチグチ言う癖を止めること、他の店の批判もNG。

 

しっかり演出をする。
いなくなったら困る存在。
つまり相手の理解者になる。 
人間性とは気遣いと優しさ。
相手が何をしているかを知った上で、
相手に何を言ったらいいのかを考える。
これが気遣いと優しさ。


それを毎日してあげるのが
「誠実さを売る」ということ。

 


部下は部下で店のクオリティを保つために働き。
上司は上司で模範であるために存在する。
特権階級ではない。
各々役割が違い、保つべき数字が違う。
将来的な立場、待遇が違うだけ。
最低限のラインを守れないやつに発言権はない。

常に人に評価をされていることだけは
頭の片隅においておけ。


自分のことを認めない理由。
好きと言わない理由がなんでかわかるか?

従業員が自分の思ったとおりに動いてくれない。
または自分が理解してくれない理由がわかるか? 

認められるような価値ある存在ではないのだ。
または、それ相応の行動ができていないだけだ。
やり方が違うだけだ、

言ってることは正しくても、
周りが動いてくれない人間は、
アプローチの仕方が下手なんだ。 
時間を使う、不器用なら。
そうじゃないなら、頭を使え。
分かってもらえなくて当然、
分かってもらえる人間になれ
与えられる何て思うな
こいつと仕事したいと思わせろ。